まだ歩くこともできないほどに幼い0歳のこどもを、保育園に入れるのは是か否か。
SNSなどでそんな話を目にしたことは何度もありますし、実際私自身も迷いました。

我が家では長女次女ともに、0歳児クラスで保育園に入園しています。
それにあたって考えたこと、良かったと感じたことなどを書いていきます。

少しでもご参考になれば幸いです。

0歳児クラスで保育園入園にした理由

理由としては以下のとおりです。

1歳児クラスからだとちょうどいい保育園に入園できない可能性があった

都内の激戦区ほどではありませんが、子育て世帯に人気の地域に住んでおり倍率はそれなりにありました。

また、保育園選考のための加点要素はあまりありませんでした。
前年度の採用最低点を参考として見ることができるのですが、1歳児クラス入園だと微妙というラインが多かったです。
「共働きであり、親と同居はしていない」では特に他の保護者と点数は変わりません。

「この園なら1歳児クラスからでも入れそう」というところはあったのですが、家からの距離が遠かったり、見学したときにいまいちだったり。
ここに何年も…と考えると選択肢に入れるのは考えものでした。

入れたい保育園があった

いくつか保育園を見学したときに、夫と私どちらもが「ここいいなあ」と言った園がありました。

その園では0歳児クラス入園だとそれなりの人数枠がありましたが1歳児クラスとなると大幅に狭くなり、「ここに入れるなら0歳児クラスからだな」と考えていました。

いいなあと思った理由は、「雰囲気が良かった」「こどもたちの様子が良かった」「持ち物などの決まり事でマイナスに感じた項目がなかった」「読み書きや体操など、家でできないことを教えてくれる」などでした。

うい

見学に行くと園児たちがなになに?とわらわら来てくれるんですが、挨拶してくれたりして気持ち良かったんです。
「決まり事」は、他の園だとおむつを持ち帰ることになっているとかがありましたね。


子が幼いうちの教育について別に力をいれるつもりはありませんが、共働きで0歳児クラスからとなると平日はゆっくり何か一緒にするというのは難しいので、子どもにとって目新しいことや楽しいことを色々してもらえそうというのは魅力的でした。

姉妹で同じ保育園にしたかった

上記の見学して良かった保育園に長女が入園できたので、次女も同じ園にしたいと考えました。
その園では0歳児クラスが一番枠が大きく入れやすいため、月齢的に少し早いかと迷いましたが、結果的に0歳児クラスを選びました。

姉妹の通園期間が重なるのは2年。
その間朝夕の送り迎えで違う園になるのは負担がとても大きいです。

長女が通っているということで、どんな園かということはわかっていますし、過ごしていくなかで親子ともどもその園と先生が好きになっていましたので、ぜひふたりともここで!となったのでした。

育休中、家庭以外の居場所が恋しかった

家で育児をしていると、大人と喋ることがめっきり減ります。
社会とのつながりも薄くなり、なんだかちょっと寂しいようなむなしいような…という感覚。

(特に長女の頃はコロナ禍初期と重なり緊急事態宣言で入園も延期になって、この感覚は強かったです。)

「○○ちゃんのお母さん」と呼ばれ、その役割ばかり求められる日々に対して、「私個人として見られ求められる場が欲しい」という気持ちが膨らんでいきました。

家族との時間は大切にしたいとずっと思っていますし、こどもとのふれあいの時間を持ちたいとは考えますが、専業主婦のように四六時中となると苦しさが湧き上がってきます。
1歳児クラス以降となると、「つらい」が勝つかもしれないと思いました。

結果、職場に復帰して「待ってたよ」と言われてとても嬉しかったですし、仕事でこどもと離れ大人とのやりとりの時間をもつからこそ家族との時間を大切にできていると感じます。

自分のキャリアを守りたかった

1歳児クラス希望にしたとして、それが無理だったら2歳児クラス。
それらは0歳児クラスに比べてぐっと枠が狭まります。
2歳までの小規模園に入ることになる可能性もあります。
そこで無理だったら幼稚園も視野に入れることになるでしょう。

幼稚園に預ける選択になれば、これまでの働き方を変えざるを得ません。
私が今働いている会社を辞め、パートタイム或いはフルタイムだけれど在宅勤務ができるといった仕事をするというのが現実味を帯びてきます。

バリバリのキャリアウーマンではなく普通の事務職の社員ではありますが、自らの意思ではなく状況によって働き方を変えるというのはやりたくありませんでした。

うい

もし何かがあった場合キャリアを変更すること。これは夫側でももちろんかまいません。
我が家の場合は給与の差(将来的にはもっと広がると予想されました)と家事の得意度や好きの度合いの差で、私がそれらを選択することにしています。
また現実的に、夫側がパートタイム勤務をしたり専業主夫になったりするのは少数派で、そうなる理由やそうするメリットが大きくないと難しいでしょう。フルの在宅勤務もまだまだ多くはありません。


  

0歳で保育園に入園して良かったこと

実際0歳で入園してみて良かったと感じたことは以下のようなことでした。

保育園生活にスムーズに移行できた

まだ自我が強くないうちに保育園に入ったことで、平日の保育園生活に早く適応できたのではないかと感じます。

とても可愛がってもらえた

ちょっと上のクラスのお兄さんお姉さんが可愛い可愛いと言って遊んでくれます。
親から見るとちょっと手荒いように見えることもあるけれど、当人は楽しそうです。
先生方や他のクラスの親御さんからの視線も優しく、のびのびさせてもらっていると感じます。

幼いうちから社会生活を学べた

家だと私たち夫婦くらいしか大人はいませんし、同世代のこどもに会う機会も少なくなります。

いろんな子と楽しく遊ぶこと。
大人数で遊ぶこと。
大人とふれあうこと。
ちょっと年上のお兄さんお姉さんに遊んでもらうこと。
たまに喧嘩もして、その解決のしかたや気持ちの整理を学ぶこと。

そうしたことができる環境にいるというのはとてもいいと感じています。

バランスのよいごはんを食べることができた

保育園だと、きちんと管理して計算された美味しいごはんを作ってもらえます。   

そして、家だといつものものしか食べてくれないという悩みも、保育園だとどこへやらです。
野菜もしっかり食べてくれるのは不思議です。

家庭だと「いつもの」「楽なもの」「だいたい食べてくれる見込みがあるもの」と固定されるので、この点はとてもありがたいです。

たくさんの経験をさせてもらえた

毎日絵本を読んでもらうこと。
赤ちゃん向けの遊びをすること。
汚れることを積極的にしてもらえること。

家で自分たちがやろうと思ったら大変で仕方ないでしょう。
本当に感謝です。

赤ちゃんは自分で◯◯したいとは言えませんし、機嫌ひとつでめちゃくちゃになりますし、とても汚します。
普段育児に疲れていると、家での遊びは「いつもの安牌」になりがちなので、この点は本当に嬉しいところ。

0歳から保育園は可哀想?

長女次女ともに0歳から保育園に入れるとなったとき、どちらも祖母からは「可哀想に」と言われました。
祖母のことは大好きですが、そこだけは引っかかりました。
祖母は、母親がこどもをみるという昔からの価値観が強いのかなと感じるのですが、この考えは年配の人に限りません。

0歳という、まだ右も左もわからない、歩けもしないうちから長時間外に預けるのは可哀想だし親のエゴではないか。
そういう意見はあります。

けれど、上記のように、私は保育園に入園して良かったと思っています。

そして保育園に預けることで、私も夫も、キャリアの変更や断絶もなく働き続けることができています。

保育園に預けている間子どもと離れることで、親としてでなく自分としての存在を感じ、自分のための時間を使うことができます。
そして離れていた分、愛情を持って子どもと接することができます。

「子どもにより(悪く言うと子どものせいで)こうせざるを得なかった」と暗い影を落とすことがなくなります。

子どもの平和と家庭の平和は、親の心の平和と繋がっているのです。

親の都合で子を育てることにして、親の都合で保育園に預けることにしていますが、我が家の状況ではベターな選択肢だったと言えます。

保育園は、とてもいいところです。
毎日預けている親としては、感謝してもしきれません。

0歳から預けるのはどうなのかなと迷っている方はたくさんいらっしゃると思います。
 
私としては、

大丈夫です!
こどもは楽しんで過ごしているし、親も大助かりで預けて良かったと思っています!

と答えたいと思います。