こどもに「なんかあそぼー」と言われたとき、親として困りませんか?
わが家には現在4才長女と0才次女がいますが、長女がこれをめちゃくちゃ言うんですよね。
何かはお母さんが決めて、と投げてきて暇とごねてくるとじゃあごろごろしてようよと言いたくなりますがそれは許されず……。
そうしたときにやってみて長女にウケがよかった遊び、「おうちビンゴ」「おさんぽビンゴ」をご紹介します。
例も載せましたので、同じく遊びを催促されてネタがなくなったときに参考になればと思います。
おうちビンゴ・おさんぽビンゴとは
おうちビンゴ・おさんぽビンゴは、普通のビンゴに似たカードを自作して遊ぶ簡単なビンゴ風の遊びとなります。
元ネタ
元ネタとしては、アニメ「おさるのジョージ」にあった「ビンゴ山」というお話。
ビンゴ大会に出てビンゴのルールを初めて知ったジョージがもっとビンゴをやりたいと思うも、その日らはこれから山にハイキングに行く予定が。
山でビンゴをやりたいけど数字を出す機械なんてないし……と考えたときに思いついたのが、数字の代わりに自然を対象にしたビンゴ。
マスに川や鳥の巣などを描き入れたカードを作り、一緒にハイキングに行くメンバーに渡して楽しむ……というものでした。
これを家版、近所のおさんぽ版としたのがおうちビンゴ・おさんぽビンゴです。
概要
通常のビンゴは
- 縦横5マスずつの計25マスに
- 中央を除いて重複しない数字が入っており
- ビンゴマシンなどで抽出された数字があれば印をつけて
- 縦横斜めで数字が揃ったらビンゴ
となり、あがりになります。
ここでいうビンゴは、
- 縦横3マスずつの計9マスなど設定自由(計25マスは低年齢だと集中力がもたない上に親がネタ切れをおこします)
- 数字でなくモノをかく
- モノを見つけたら印をつけて
- 縦横斜めで数字が揃ったらビンゴ
になります。
ルール
ビンゴにかいてあるものを見つけたら持ってきてもらうか見せてもらいます。
合っていれば◯をしたりスタンプを押したり色を塗ったり。
縦横斜めに揃ったらビンゴです。
でもかいてあるもの全部を見つけてもらうようにしたらいいかなと思います(娘は毎度全部やりたいと言ってやっていました)。
そのほうが時間を使いますしね。
もう一回やりたい!と言われたら、持ってきてもらったもののお片付けができたらねと伝えましょう。
そうしないととても散らかるので……。
おうちビンゴ
おうちにあるものを並べてビンゴにします。
雨の日や寒い日など、外出しにくいときに。
ポイントとしては、
・刃物の置き場近く
・踏み台が必要な高さ
にあるものは避けるようにしましょう。
危なくなります。
また、
・触ってほしくないもの(電池や通帳など)の近く
・つぎはこれしたい!となってほしくないもの(ゲームなど)の近く
・お菓子がおいてある近く
にあるものも避けましょう。
ややこしくなります。
例
例えばこんなものを入れてみましょう。
●身の回りにあるもの
- テレビのリモコン
- ばんそうこう
- トイレットペーパー
- まくら
- 靴下
- 手袋
- 洗濯ばさみ
子どももよくわかっているもの。
それでいて危なくないものを。
●キッチンまわり
- おたま
- しゃもじ
- スプーン
- ざる
尖ってないものを。
そして包丁の近くにないものを。
●こども用品
- ぬいぐるみ(細かく指定しましょう)
- おもちゃ(細かく指定しましょう)
- ヘアゴム
- おしりふき
- おむつ
- 体操服
- クレヨン(色を指定しましょう)
- 絵本(題名を指定しましょう)
- えんぴつけずり
- ハンカチ
細かく指定することでマスのストックができます。
散らばりそうなものは片付けができそうかどうかで判断。
おさんぽビンゴ
外にあるものを並べてビンゴにします。
いつものルートのおさんぽの味変のように、ちょっとした変化をつけるものとして。
ポイントとして、だいたい外出すればどこにでもありそうなものを選ぶのをおすすめします。
なかなかないものは、大人にとってはやりごたえを感じるかもしれませんが、子どもにとっては「もうやだ」に繋がる可能性があります。
例
例えばこんなものを入れてみましょう。
●いきもの
- あり
- だんごむし
- すずめ
小さな川があれば魚やアメンボもいいですね。
季節によってはバッタやとんぼも遭遇率が高いと思います。
●植物
- 大きな木
- たんぽぽ(季節によって、花か綿毛かの指定をしてもいいですね)
- クローバー
- 葉っぱ
- 花
葉っぱや花などについては、赤や黄色などの色、ぎざぎざやつるつるといった形や触感などの指定を入れましょう。
●その他
- 丸い石
- ひこうき雲
- くもの巣
- ポスト
- 電柱
市街地であれば本屋やコンビニといったお店もわかりやすいですね。
ネタ切れのときは
何回もやってネタ切れになったときには、以下のようにちょっと変化球を入れてみましょう。
指定の仕方を変える
- 赤いもの
- 丸いもの
- ピカピカのもの
- ふわふわのもの
- 長いもの
- 細いもの
- 3文字のもの
のように、ふんわりした指定をやってみましょう。
印を変える
ものをみつけたときにカードに印をつけますが、その印を
- スタンプにする
- 花丸にする
- 顔マークにする
- カラフルにする
というように変えるとそれだけで少し新鮮さが出ます。
こどもにスタンプを押させると喜びます。
フォーマット例
わが家で行った3☓3マス版と、もう少し時間を費やしたい時用の4☓4マス版を載せておきます。
以上です。
子どもの相手って結構大変ですよね。
いつでも面白いことが思いつくわけでもなく、楽しいことが提案できるわけでもなく、子どもの催促にうんざりしてしまうこともしばしば。
こういうときに、これがほんの少しでも参考になれば幸いです。