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古着deワクチンで断捨離【子育て家庭におすすめ】

古着deワクチンで断捨離

断捨離で「古着deワクチン」というサービスを使ってみたのですが、それがとても良かったので記事にさせていただきました。

実感として、子どもがいる家庭で特におすすめできるのではないかと思います。

経緯

我が家にはたくさんの服が溜まっていました。

まず、私の服。

学生時代はまだしも、社会人になって身長はもう伸びません。強いて言えば横……。服を汚して帰るほど腕白な時代は遥か昔。いつ買ったのか定かでない服が少しずつ積み重なり大量になっていました。

その後出産してまもなくだったと思いますが、忙しいなかの息抜きとして丁寧な暮らしをしているvlogを観るのが好きな時期がありました。その中で「お気に入りのものに囲まれてシンプルに暮らす」ことが自分の目指すものの一つだと考えるようになりました。

そのため、もともと服にあまり興味がなかったのもあり、いつか服をもっと厳選して衣替えをせずに済むくらいの量にできたらなと考えていました。

私の仕事は内勤でオシャレをする場面はなく、何パターンかの服が揃っていれば十分でした。子どもがいるのでデザイン如何より機能性が重要で、シンプルなものが最適解になります。服の好みもここ数年変わらないようになり、服の量を減らしても色々着回しができるだろうという見込みがありました。

さて私の服はそれでよかったのですが、子供服の問題がありました。

すぐに大きくなって着れなくなった服が段ボールにしまわれ大量に眠っていたのです。

すぐ成長してサイズアウトしたもの。でも人にあげるというあてもない。次の子といっても妊娠もまだで、性別も違うかもしれません。そもそも次の子にはまた買ってあげたい。一着ずつは安いもので、捌く量や手間を考えると育児の合間に売るというのは億劫でした。

じゃあ捨てれば良いのですが、服を広げて見るとその服を着ていた時のことが思い出されるのです。

これを着ていた頃につかまり立ちをしたなとか、これを着てここに行ったなとか、よく似合ってて何度も着せたなとか。

子どもとの思い出も染み込んだ服は、無慈悲にポイとゴミとして捨てるのは躊躇われました。

さてどうしようと思っていた時、「古着deワクチン」を知りました。

このサービスを利用することにした理由

「古着deワクチン」は、断捨離と社会貢献を同時に行うことができるのです。

このサービスの概要としては、

  • 専用回収キットを購入する
  • 届いた袋に服などを詰める
  • 着払いで集荷依頼をして引き渡し

という簡単な手順で断捨離ができるのですが、同時に

  • キットの作成発送業務で障害者雇用が行われる
  • 送られた服が発展途上国に渡り、仕分けなどで現地の雇用を生み服はリサイクルされる
  • キット購入によりワクチンが寄付される

という社会貢献にもつながるのです。

それがこのサービスを選んだ理由でした。

キットは有料(税抜3000円)なのですが、押し入れにしまっているものが遠くの誰かのためになるのならそれは素敵だなと思い利用を決めました。ワクチンがないがために亡くなってしまう子どもたちがいるのだと思うと、そういう心配のない国に生まれた子を持つ親としてはこれで少しでも足しになるならという気持ちになります。

捨てるのには忍びない子どもの服を罪悪感なく処分でき、むしろほんの少しいいことをしたという気持ちになれるのは、このサービスのいい点だと思います。ボランティアでなく有料の処分ということもいいですね。お金をかけることで何でもかんでも送ることになりませんし、善意の押し売りみたいになりません。

また、

  • 名前入りのもの
  • ロンパースやスタイ
  • 骨盤ベルト
  • 帽子
  • 手袋

も回収可能なので、保育園用に使っていた名前を記入しているものやもう履けない靴、使わなくなったスタイ、もう妊娠の予定がなく不要になった骨盤ベルトなども一気にまとめて処分できるのも利点です。(下着や肌着、靴下などは送れません)

やり方

サイトから専用回収キットを購入する

公式サイト

キットにある専用着払い伝票に発送元を記載する

着払いのためキット購入後に費用はかかりません。また、梱包前に記載を済ませておきましょう。伝票が袋に最初から貼り付けてあるので物が入った後だとうまく書けません。

袋に衣類などを詰めていく

大人が中に隠れられるくらいの容量があります。(サイトによるとシャツ類で約100枚入るそうです)なのでいくつもキットを購入する必要はないと思います。

内容物ごとに分ける必要も特にありません。

サイト内に「キットがお手元に届いてから3ヶ月以内にご利用ください」とあります。結構余裕もあるので、少しずつ整理しつつ袋に入れていけばそれほど負担なく作業できます。

袋がいっぱいになるととんでもなく重くまた運び辛いので、玄関近くで作業しましょう。私は引き渡し時に持ち上げられませんでした。

集荷依頼専用ダイヤルに電話して引き渡し

佐川急便の利用になります。キットの中に案内が同封されていました。

これで完了ですが、その後サービスに対するレビューをすることで1件ごとに1人分のワクチンが寄付されるとのこと。

また、ここまで読んで下さった上で「やってみようかな」と思っていただけたら嬉しい限りですが、有料ですし「そこまではいいかな」となる方が多いと思います。

そこで、「シェアdeワクチン」といって、TwitterやFacebookでこのサービスのページをシェアすることでワクチンを1本送る取り組みがあるようです。

キット申し込みのページからシェアのボタンがありますので、よろしければ下記からぜひご利用ください。

キット申し込みページ

また子どもが大きくなり服が溜まっていったら、またこのサービスを利用してみたいなと思っています。