2人目不妊治療の話その2。
前回は、初診と署名、今後の流れの説明を受けるというところまででした。
そのときに説明いただいた流れは以下。
初診と署名、流れの説明(前回はここ)
↓
採血でホルモンの状態をみる(今後の検査の為のクラミジア検査も兼ねる)(生理3-5日目)
↓
卵胞のようすを観察する
↓
排卵日予測と排卵誘発、タイミング療法
今回は、初めてタイミング療法をしてみるまでの経過です。
2回目 採血
生理3-5日目指定の検査です。
採血でホルモンの値を診て、多嚢胞性卵巣症候群かどうかを確定します。
のちのち行うであろう「卵管造影検査」において必要になるクラミジア検査も兼ねています。
3回目 採血の結果および卵胞確認
採血で出た数値をみていただきましたが、極端な値は出なかったので「多嚢胞性卵巣症候群とはいいきれない」とのことでした。
そういう傾向がある、くらいの捉え方になるでしょうか。
深刻な症状ではないことはわかり少し安心。
4回目 卵胞確認
卵胞のようすを確認。
順調に育ってきているものがあるとのこと。
タイミング指導有り。
5回目 排卵誘発
卵胞のようすを確認。
大きく育っているものがあるので、それが排卵できず駄目になってしまうのを防ぐため排卵誘発を行うことに。
インフルエンザワクチンのような筋肉注射でした。
特に副作用などは出ませんでした。お風呂や食事なども制限はありません。
タイミング指導有り(当日と翌々日)。
誘発を行うこととタイミングはセットになるので、パートナーとの予定を合わせることが肝心です。
お医者さんからは出張などないか確認されました。
感想など
この2回目から5回目は1ヶ月以内です。
3回目から5回目でいうと期間は10日もありません。
予定が詰まり忙しくなる上に、タイミング指導をされるのでその日に合わせて夫婦の時間を取ることが求められます。
私は仕事と両立させるために夕方診察を受けていたので、お迎え~寝かしつけ~タイミングという流れがなかなかに大変でした。
その間娘がスッと寝てくれるわけでもありません。
仕事が楽になるわけでもありません。むしろ残業があるかもしれません。
保険適用といえどお金はコンスタントにかかってきます。
(採血のみの内診なしの日でも2000円くらいかかったりしてました。)
いかに余裕をもって(作って)過ごすかが大事になってきます。
少しでも楽になるように、自分のストレス解消や体力温存のための色んなツールを駆使していきましょう。
次回以降の流れ
次は生理が来るかどうかがルートの分かれ目になります。
生理が来た場合
生理開始後8-10日目に「卵管造影検査」を行うことになります。
卵管が詰まっていないかを検査するとともに、その通りが良くなる効果があり妊娠の確率が上がるそうです。
また、女性側に妊娠の可能性がない期間のうちに男性側は精液検査を行います。
子宮卵管造影検査(卵管造影検査、Hysterosalpingography、HSG)は、不妊治療において必須検査項目としてあげられるレントゲンを使った子宮と卵管の検査である。
これは、子宮と卵管の通り具合を検査するための造影剤を使った特別なレントゲン撮影である。 子宮口からカテーテルを入れ、子宮頸管を通って子宮まで差し込み、バルーンを膨らませて固定する。その後、造影剤を流し込み、レントゲンを撮影する。
正常な場合は、子宮内が造影剤で満たされ、卵管から造影剤が抜け出されることが確認できる。 卵管が正常であることを確認するには、腹腔内へ造影剤が流れ込んでいる様子を見る必要がある。 卵管が閉塞している場合は、不妊症の治療に重要な役割を果たす。
(以上Wikipediaより引用)
生理が来ず妊娠したと思われる場合
検査薬で陽性確認後、診察を受けることになります。
排卵と基礎体温
不妊治療を受けてみよう!と決めてから実はこつこつ基礎体温を付け始めていました。
書いてみたグラフはなんだかガタガタしていて、ネットで見る基礎体温グラフの例のようにならず「そんなもんかなあ」と思っていました。
でも排卵誘発をやってみて、基礎体温の「高温期」がグラフにしっかりあらわれたのです。
(※基礎体温は、排卵してから上昇し月経開始までの間高温期が続きます。)
目に見えて基礎体温があがった!
驚きでした。
だからグラフを書いたときは排卵がうまくいっていなかった可能性が高いのです。
基礎体温をもっと以前からしっかりつけ出していたら、早くから排卵に難有りという自分の体のことに気づけていたかもしれません。
自分についてはもう時間を戻せませんが、妊娠を望んでいる方でなかなか思うようにいかないという場合、早めに基礎体温を付けてみるというのは大切なことだと思います。
以上、今回はタイミング療法初回までのお話でした。
続けざまに連続して受診していたのも小休止。
次の生理がどうなるか、少し期待しつつ、けれど落胆したくないから期待をあまりしないようにとも思いつつ、時が過ぎるのを待とうと思います。