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妊娠中読んで良かった・面白かった本10選!【エッセイや漫画も。楽しむための本!】

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妊娠中は、色々本を読んだりネットで調べものをする機会が多いと思います。

自分のことでなく子ども、しかもまだ自分の意思を伝えることもままならない状態の子どものこれからを左右するという責任感。
唯一の答えというものがなく、でも今の自分たちのケースをなんとかしないといけないという不安感。
授乳や寝かしつけ、知育に離乳食など、情報は溢れ出いて気にしたらきりがなく、悩み出したら深みにはまりそうです。

けれど今回ここで掲載しているのは、そういうものというよりは「私が個人的に読んでいいなと思ったもの」です。

子育ての悩みを解決するというより、子育て分野に関連する趣味として楽しむ本という類のものが多めとなっています。

妊娠期、体は不自由を感じる頃になっても本を読める時間は結構あります。
折角なら、好きな本や楽しい本をたくさん読んでいきましょう!

【知識編】

はじめてママ&パパの妊娠・出産 主婦の友実用No.1シリーズ(主婦の友社)

とりあえずこれ一冊あれば困ることは基本的にないかなと思える本です。
妊娠の経過や気を付けること、出産の準備や分娩に至る流れ、栄養のこと等々全般を網羅しています。
ネットであれこれ検索して不安になるよりは、こういうもので「だいたいわかる」にして我が子のケースを考えるのがいいと思います。

上の子と一緒にこれをたまにパラパラ見て、「今赤ちゃんはこれくらい」と説明したりしていました。

「語りかけ」育児~0~4歳 わが子の発達に合わせた 1日30分間~ 「語りかけ」育児(サリー・ウォード/小学館)

赤ちゃんに対してこういう風に語りかけるのがいい、というのが細かく記されています。

テレビは基本的にダメというスタンスでそこは難しいな~と思いながら読みましたが……。

まだ子どもが話しかけてくることがない期間、こちらから何をどう言ったらいいのかわからなかったりするので参考になりました。

コミック版もあるようです。
私はこちらは未読ですが、こちらもご紹介。

10人産んだスーパー助産師のストレスゼロで続けられる!母乳育児の本(こばやしひさこ/すばる舎)

現在は「12人」となっているすごい方が、当時10人を母乳育児した経験をもとに書かれた説得力のある本です。

本全体にある、力を抜いて楽しんだらいい!というスタンスが、妊娠中や産後の弱りがちな心に頼もしく心地よく感じられます。
特に不安を感じたり力の抜き加減が分からなかったりする初産の方にいいと思います。

【エッセイ編】

きみは赤ちゃん (川上未映子/文藝春秋)

メンタルの乱高下も赤裸々に語るエッセイ。

妊娠出産育児の悲喜こもごもの記述に、引き込まれ共感し、じんわりとこみあげるものもあったり。
当時は今より珍しかったらしい無痛分娩についての記載もあり、興味深かったです。

おかあさんライフ。(たかぎなおこ/KADOKAWA)

個人的にとても好きなイラストレーターさんのコミックエッセイです。
気取らない作風にほわんとした絵柄、親近感を覚えるエピソードの数々。
息抜きとして気楽に読んで、また他のも読んでみようかなと思えるような本です。

【好奇心編】

胎児のはなし(最相葉月・増﨑英明/ミシマ社)

産婦人科医の増﨑氏との対話形式で書かれる、胎児についての色んな話が読める本です。

胎児についての研究や治療、胎児や妊娠をとりまく歴史など、へぇと驚くことがたくさんありました。
妊娠中の母親でさえ我が身に同居する赤ちゃんのことがよくわからないのだから、胎児は本当にブラックボックスであり神秘の塊ですよね。
そういうことをしみじみと感じます。

対話形式なので、内容の割に読みやすいです。

赤ちゃんはことばをどう学ぶのか (針生悦子/中央公論新社)

赤ちゃんの言語習得についての本です。
赤ちゃんが話しだすまでにこういう情報を溜め込み理解するようになっている、というのがわかり興味深かったです。
妊娠期によく見聞きする「早期英語学習」についての言及があり、こうしたことはよく考えないといけないなと感じました。

↓下記の動画からこの本を知りました。
このチャンネルが個人的に好きなのですが、このシリーズは見応えがあり面白くおすすめです。

ヒトはなぜ絵を描くのか-芸術認知科学への招待 (齋藤 亜矢/岩波書店)

小さな子どもってお絵かきが好きで、見守っていると描き方や描く対象がどんどん変わっていって面白いんです。
ペン先を潰すような力強い点を描くだけの時期から、線をぐしゃぐしゃ描いて楽しむ時期、やたらアンパンマンを描きたがる時期……。

この本ではヒトとチンパンジーの絵の描き方の比較を通して、ものの捉え方や絵での表し方の違いを明らかにしていきます。
そうなんだ、と思うことがたくさんあり楽しい本でした。

【お金編】

DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール(ビル・パーキンス/ダイヤモンド社)

寓話にあるアリとキリギリスのアリは貯蓄のおかげで餓えを逃れるが、アリはいったいいつ遊ぶのか?
貯めるという視点でなく、豊かに生きるためにどう使うべきかということに焦点を当てた本です。

経験が複利であるという視点、死後より生前にこどもにお金を渡すべきという意見など、これからのお金の使い方を考えるにあたりとても影響を受けました。

子どもがうまれるとなにかとお金が必要になってきますが、我慢して節約貯蓄に徹するのではなく有意義にお金を使うということも考えていかないといけないと感じます。

【番外編】

うめともものふつうのくらし(藤沢カミヤ/竹書房)

すみません、妊娠出産子育ては全然関係ありません。
シンプルなおすすめです。

丁寧でささやかな幸せを味わうようなくらしをする、可愛いねこっぽい姉妹にほんわかする漫画です。

妊娠中で体調が優れなかった頃、通勤時間に読むこの本が癒しでした。

妊娠中のデリケートなメンタルにも優しく、一話ずつが短くかつそれぞれ完結しているのでゆっくり読めます。


以上、個人的見解ではありますがおすすめの本の紹介でした。
これよさそう、というものがひとつでもあれば嬉しいです😊